2022年2月13日にオンライン日中交流会を開催しました。
内容は、読んだ本やいま読んでいる本について、自分にとっての外国語で紹介するというものです。
中国語母語話者は日本語で、日本語母語話者は中国語で紹介します。
日中交流会は語学交流も含んでいますが、語学がすごくできなきゃいけないわけではないので、自分にとっての母国語で紹介するのでも問題ありません。
交流会は日本語と中国語で行いますので、内容が理解できないということもありません。
参加してくださった方の中には、「中国語ができなくても大丈夫だった」「日本語ができなくてもたのしかった」という声もいただいています。
オンライン日中交流会の様子
今回は、中国語母語話者の方が2名、日本語母語話者の方が2名参加してくださいました。
自己紹介をしてから、お互いが持ち寄った本について紹介するという流れで進みました。
一人目の方
太陽の法則
立ち食いステーキ店の創業者である佐藤康行さんの著書で、本当の自分への目覚め方、意識レベル(意識次元)を上げることによるお金の引き寄せ方などがかかれている本だそうです。
二人目の方
芥川龍之介の支那游記
授業で読んだのがきっかけで、卒業論文を書くために読み返している本を紹介してくださいました。
1921年芥川龍之介が中国にきて、4か月の体験をもとに書いたもので、日本人から見た中国を知ることができるということです。
三人目の方
Modernist Cuisine at Home 現代料理のすべて
これから料理をすることになるため、知識を手に入れてから料理をしようと思い、読み始めたそうです。
肉と食材が調理の間にどんなことが起こっているのかを原子レベルまで拡大していて、とても詳しく書かれているそうです。
四人目の方
花束みたいな恋をした
東京最終列車を逃した主人公の二人は、バーで出会い、本や映画好きという共通点があり、大学卒業後はフリーランスの道を歩みながら、同居を始めました。
夢を追っていたけれども、生活苦のために諦め、生活のための仕事をしていく中でお互いの考え方が変わっていき、別れてしまうという内容だそうです。
みどころは、生活が変わって求めるものがすれ違っていくところで、切ない青春を感じたそうです。
わたしが紹介した本
漢文の本
いまは(コロナ前までは)自由に国家間の往来ができて、語学勉強はコミュニケーション重視だけれども、昔は国家間の往来がむずかしく、書物でのやり取りだったために、漢文という読解方法が発達したということを実感しました。
時代ごとにそれぞれ語学学習法があるということが勉強になりました。
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以上が交流会で話題に上がった本の紹介です。
これらの本の感想を、自分にとっての外国語で紹介しました。
「勉強になった」「好奇心がくすぐられた」「本のレベルも、語学レベルもみんな高かった」「刺激になった」という声をいただきました!
次回は「何度も再読した本」をテーマに交流したいと思っています。
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