こんにちは、じゅりです。
今日は動詞について説明していきたいと思います。
そもそも「動詞」というのはなんでしょうか。
よく知っている単語にも関わらず、「動詞とは○○です。」といえる方は少ないんじゃないでしょうか。
ましてや、日本語の動詞にはこんな特徴があって、こんな種類があって、といえる方がいたらすごいと思います!
今日はそんな動詞をご紹介します。
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください!
この記事は、↑の動画の0:00~2:49までの内容を紹介しています。
動詞とは
「動詞」というのは出来事や主語の動作状態を表すものです。
「食べる」「書く」「みる」などがあります。
動詞の文法的な特徴
動詞には文法的な特徴というのが2つあります。
- 辞書形がう段で終わる
- 活用がある
この2つです。
辞書形がう段で終わる
動詞は辞書形がう段で終わります。
辞書形というのは辞書を引くときに使う形のことです。
ある動詞を辞書でひくとき、たとえば「たべる」をひくとします。
その時、「たべます」「たべたい」という単語で辞書をひきますか。ひかないですよね。
かならず「たべる」というようにに「う段」で終わる形に直してから辞書をひくと思います。
この形を辞書形といいます。
「う段」で終わるというのは「食べるうううううう」と伸ばしていうと語尾が「う」で終わるということです。
「書く」も同じです。「かくううううううう」う段で終わります。
活用する
もう一つの特徴は動詞は活用するということです。
活用というのは形を変えることです。
「食べる」は「食べない」に形が変わります。
「書く」は「書かない」に形がかわります。
こういった特徴を持つものを動詞といいます。
動詞の分類
動詞の分類としてはこの6つがあります。
- 活用でわけるグループ分け
- 運動動詞と状態動詞
- 自動詞と他動詞
- 意志動詞と無意志動詞
- 単純動詞と複合動詞
- 項の数
簡単に説明します。
活用でわけるグループ分け
活用というのは「形が変わること」でした。
動詞がどんなふうに形が変わるのかによって、1グループ、2グループ、3グループという3種類にわけられます。
運動動詞と状態動詞
運動動詞とは、動作を表し、変化の結果が継続している動詞のことで、「あそぶ」「かう」「落ちる」「かける」などがあります。
状態動詞とは、状態を表し、ある状態が長い間続いている動詞のことで、「いる」「ある」などがあります。
自動詞と他動詞
自動詞とは、自らが働きかける動詞のことで、「やぶれる」「あいた」などがあります。
他動詞とは、ほかからの働きがある動詞のことで、「やぶる」「あけた」などがあります。
意志動詞と無意志動詞
意志動詞は、意志的な動作をあらわし、たとえば「食べる」「遊ぶ」「見る」などがあります。
無意志動詞は、意志のない動作をあらわし、たとえば「咲く」「飽きる」「むかつく」「乗れる」「みえる」などがあります。
単純同士と複合動詞
単純動詞と言うのは単独で用いられる動詞のことで、たとえば「降る」「続く」「読む」「取る」などがあります。
複合動詞は連用形で複合された動詞のことで、たとえば「降り続く」「読み取る」などがあります。
項の数
項の数とは、動詞が必要とする格成分の数のことです。
必要とする格成分がいくつ必要かによって、5種類の動詞に分けられます。
- 0項動詞
- 1項動詞
- 2項動詞
- 3項動詞
- 4項動詞
このようにわけられます。
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ちなみに、動詞の分類というのはすべての動詞が必ずどれかの分類に属するというより、それぞれの角度にからみたときにどんな分類ができるかということをあらわしています。
たとえば「食べる」を例にします。
活用のグループ分けでは2グループですが、項の数で分けたら2項動詞、運動動詞でもあり意志動詞でもある、という感じです。
最後に
動詞についての概要をこの記事でご紹介してみました。
今後それぞれ詳しく説明した記事をかく予定なので、詳しく知りたい方は少々お待ちいただけたらと思います!
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください。
この記事は、↑の動画の0:00~2:49までの内容を紹介しています。
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