こんにちは、じゅりです。
この記事では「運動動詞」と「状態動詞」について説明していきます。
「運動動詞」と「状態動詞」は、動詞の種類の一つです。
動詞について、くわしくはこちら→「動詞ってなんのこと?日本語の動詞の特徴と種類」をご覧ください!
では、「運動動詞」と「状態動詞」について説明していきます。
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください!
運動動詞とは
「運動動詞」というのは、動作を表し、変化の結果が継続している動詞のことです。
「運動動詞」には「動作動詞」と「変化動詞」があります。
動作をあらわすのが「動作動詞」で、変化の結果が継続していることをあらわすのが「変化動詞」です。
動作動詞
「動作動詞」は動作をあらわします。
遊ぶという動作を時間軸であらわしました。
遊び始めてから、遊び終わるまで、「遊んでいる」という動作が継続していますね。
このように動作の継続をあらわす動詞を「動作動詞」と言います。
変化動詞
つぎに「変化動詞」です。
「動作動詞」となにが違うのでしょうか。
めがねをかけるの「かける」という動作を時間軸であらわしました。
かけ始めてから、かけ終わるまで、「かけている」という動作の継続は一瞬です。
ずーーっと「かける」という動作をし続けるのはむずかしいですね。
このように「変化動詞」は、かけた結果を継続するという意味をあらわします。
状態動詞とは
「状態動詞」というのは、状態を表し、ある状態が長い間続いている動詞のことです。
「運動動詞」は、動作や動作した後の変化の結果をあらわすのに対して、「状態動詞」は、状態の継続を表します。
たとえば、「いる」「ある」「実在する」「似合う」「由来する」などのように、時間的な展開がなく静的な事態を状態をいいます。
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「運動動詞」と「状態動詞」は、いわれてみたら「確かに」と思われる方が多いんじゃないかなと思います。
わたしは今まで中国語を勉強してきましたが、中国語にはこの「運動動詞」と「状態動詞」を使い分けてそれぞれの動詞に合う文法があります。
中国人の学生は「運動動詞」と「状態動詞」の区別はしやすいと思います。
最後に
日本語で「運動動詞」と「状態動詞」があると知っていれば、中国語の文法もわかりやすくなります。
母国語である日本語を知ることが、外国語学習に役立つという事例は、わたしがいままで日本語教育をまなんできたなかで何回も実感することでした。
いままでつながらなかったことがつながる瞬間というのは本当に楽しいなと思います。
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください!
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