こんにちは、じゅりです。
この記事ではこの三つの助詞を紹介していきたいと思います。
- 複合格助詞
- 連体助詞
- 準体助詞
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください!
複合格助詞
いくつかの語が複合して、格助詞のような働きをする助詞です。
格助詞とは、名詞句と述語をむすびつけ、その関係をあらわす助詞です。
格助詞は、9種類(が、を、に、へ、と、から、より、で、まで)ありました。
複合格助詞は、「いくつかの語が複合して、名詞句と述語をむすびつけ、その関係をあらわす助詞」ということになります。
たとえば「~について」は、「に」という格助詞と、動詞「つく」のて形で複合されています。
意味的には、対象をあらわす格助詞の「を」と同じ意味になります。
例文:日本語について話します。
「について」を使うことで、「話す」対象が「日本語」であることを示しています。
複合格助詞はこのほかにも、
~に関して:動きの対象をあらわす
~にとって:動きの受けてをあらわす
~によって:動作者や手段・方法をあらわす
~として:役割・資格をあらわす
などがあります。
連体助詞
名詞と名詞をつなぐ「の」のことです。
たとえば、「わたしの本」。
なんで「の」が必要なのでしょうか。
名詞は、そのままの形で連体修飾語をうけられない、と以前名詞の種類で勉強しました。
連体助詞の「の」は「わたしの本」のように所有をあらわしたり、性質をあらわしたり、同格をあらわしたりします。
性質をあらわす「の」の例文としては、「麻の洋服」、「魚のソーセージ」などがあります。
同格をあらわす「の」の例文としては、「学生の田中さん」や「日本語教師のじゅり」などがあります。
準体助詞
前出の名詞の代わりとして働く助詞のことです。
たとえば、「私が好きなのは、魚です。」の「の」です。
この文章をいうということはきっと前に「好きな食べ物はなんですか」など「食べ物」についての話をしているということが予想できます。
「私が好きなのは、魚です。」の「の」があらわしている「前出の名詞」は「食べ物」ですね。
この「の」は名詞の種類でも勉強した、形式名詞の一つでもあります。
形式名詞というのは、実質的な意味をもたない名詞のことでした。
たとえば、わたしの趣味は絵をかくことです。の「こと」、
わたしはテレビをみるのが好きです。の「の」(→準体助詞です)などの例文があります。
これらは名詞ですが、「ことです。」「のです。」のように単独で主語や述語になれないという特徴がありました。
参考にした本↓
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