こんにちは、じゅりです。
「中国の大学に正規留学してから勉強がとても大変で、どのように勉強したらいいかアドバイスがほしい」というご相談をいただきました。
わたし自身、中国の大学に正規留学した中で、勉強方法についてはたくさん悩みました。
その時の経験を踏まえてお伝えしたいと思います。
まず勉強の目的を明確にしてから、目的達成のためにすることを決めるという順序ですが、目的達成のためにすることを決めるのには4つのステップがあります。
詳しく説明していきます。
勉強の目的を明確にしよう
まず、「勉強する」といっても、どんな目的があるのか考えてみましょう。
大学の単位を取得するための勉強なのか、ディスカッションできるようになるための勉強なのか、中国語の記述で言いたいことがいえるようになるための勉強なのか。
それぞれの目的によって、どのような勉強をすればいいのかが明確になりやすいです。
目的を達成するためにすることを決めよう
いま自分が何のために勉強しているのかがわかったところで、その目的を達成するために、どのような勉強をすればいいのかを考えてみましょう。
勉強範囲を決める
たとえば、大学の単位を取得するのが目的なのであれば、単位取得に必要な勉強だけをするということです。
単位取得に必要な勉強を知るためには、学校で配られる授業要項をくまなく見て、それでもわからなければ、担当の先生に聞く、クラスメイトに聞く、先輩に聞くなどして情報収集をします。
単位取得のために自分が勉強すればいい範囲が決まったら、単位取得につながる評価について考えます。
評価方法を知る
これもまた単位取得に必要な勉強を知るときと同じように情報収集をして、どのように評価されるのかを理解し、評価方法に対応できる勉強をします。
たとえば、評価方法がペーパーテストで、そのテストでは記述式の問題が多くあり、その配分が高いのであれば、日々の勉強で記述式の問題を多く解くようにします。
日々の勉強方法を考える
日々の勉強で、記述式に対応するような問題集があれば問題集を解くのもいいですし、もしそういった問題集がない場合には、自分で問題を作ったり、クラスメートや先生に作ってもらったりするのも一つの方法です。
勉強すればいい範囲内の中で、命題を決めて、自分で書いてみて、それを誰かにみてもらって、フィードバックをもらって、わからなかったところやスキルが不足しているところを把握して、改善していくというような勉強方法ができると思います。
いますぐできる行動に落とし込む
勉強方法を考えたところで、いますぐできることは何かを考えてみましょう。
たとえば、自分で問題をつくるには、わからないところがなければ問題になりません。
なので、いますぐできる行動として、教科書を開いて、自分が疑問に思ったことを書きだすという作業ができると思います。
それらの疑問に思ったことについて、問題をつくり、問題を解くために勉強してみましょう。
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以上が、大学での勉強方法に対するアドバイスです。
科目ごとに範囲も勉強方法も違ってくると思うので、まずは情報収集をして数ある範囲や勉強方法を狭めていくことが、目的に近づく一歩になると思います。
ゴールを決めて、そこに向かうためにできることを一つ一つ小さくして、いまできることに落とし込んでいってみてください!
「中国の大学で単位をとる10個のコツ!中国政府の奨学金をもらえた方法」という記事でも、大学の勉強について書いていますので、ご参考になればうれしいです。
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