中国語の方言は沢山あって聞き取れないけど、標準語が話せれば大丈夫!

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こんにちは、中国語を勉強中の”じゅり”です🎵

「中国語を勉強しているよ~」というと、よく聞かれるのが、方言についてです。

「いっぱいあるんでしょ?」や「方言ってききとれるの?」など、いろんな疑問があると思います。

わたしの経験も踏まえて、中国語の方言についてご紹介します😊

 

わたしが出会った中国語の方言

方言というと、日本では、大阪弁や博多弁などを想像する方が多いと思います。語尾がちょっと独特だったり、使う単語が少し違ったり、方言ってかわいいなあと思ったり……💕

そんなイメージですよね!

 

中国語の方言は外国語並み

中国の方言は、かわいい以前に、何を言ってるかわかりません。

外国語だと言ってもいいくらい、方言の聞き取りを前にすると、わたしがずっと勉強してきた中国語(標準語)は、全く役に立ちませんでした。

方言で話されてしまったら、全く意味が分からないし、「これ中国語……?」、「わたしも中国語勉強してるんだけど……?」、「え???」と、いろんな疑問が頭を飛び交い、パニックになります。

 

中国人も他地域の方言は聞き取れない

不思議に思って、中国人の友人にも聞いてみました。

中国人でも、他の地域の方言をしゃべっている人の言葉は、全く分からないそうです。

これを聞いて安心しました。わたしの耳が変になっちゃって、今まで勉強してきた中国語がぱあになってしまったかと思いました💦

 

方言の種類

Wikipediaによると、方言をいくつに分けるかは学者によってそれぞれの意見がありますが、主に以下の7大方言にわけられるそうです。

  1. 粤語(広東語)
  2. 北方語(官話方言)
  3. 呉語(上海語など)
  4. カン語(南昌語など)
  5. 湘語(長沙語など)
  6. ビン語
  7. 客家語

ちなみに、わたしは上海に7年住んでいましたが、呉語である上海語はさっぱりわかりません😭

少しだけ勉強したこともあるのですが、標準語が通じちゃうので、結局、標準語でしゃべってしまいます!

 

標準語の存在意義

中国人でも他地域の方言が聞き取れないのであれば、みんながそれぞれの方言でしゃべってしまったら、全く意思の疎通ができません。

だから、中国語には”標準語”というのがあるんですよね。

”標準語”というのが、わたしたち外国人が主に勉強する中国語です。

中国国内の”英語”のようなもので、みんなの共通語です。

もし中国人が方言でしゃべり始めたら、「方言わからないんです」と言えば、ほぼ全員、確実に標準語でしゃべってくれます

例外として、高齢のかたは、方言しかしゃべれないこともあります。

 

中国では標準語ができればOK

中国語の方言はいっぱいありますが、どんどん標準語が浸透してきているというのが現状だと思います。

標準語を浸透させるために、学校に「標準語で話しましょう」と書かれた看板があったのには、正直驚きましたが、わたしが上海にいたとき、上海語が話せずに困ったことは一度もありませんでした

上海人の友人宅へ遊びに行ったとき、友人は家の中でずっと標準語を話していたので、「わたしにかまわず上海語でしゃべっていいんだよ」と言ったところ、「上海語しゃべれないの」と言われたこともあります。

ご家族の皆さんも、「こんな風に方言はなくなっていってしまうのかな」と寂しい表情をしていましたが、標準語の教育が進んでいることを実感した出来事でもありました。

 

最後に

わたしの経験談も踏まえて、中国語の方言を紹介してみましたが、いかがでしたか?

中国は方言がいっぱいあるから、勉強しても通じないんじゃないかと思われた方がいたら、それは違うよ!と言いたいです。

標準語が話せれば、中国各地の人と話せるので、安心してくださいね✨

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