こんにちは、じゅりです。
この記事では意志動詞と無意志動詞について説明していきます。
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください!
意志動詞と無意志動詞とは?
意志動詞は、意志的な動作をあらわし、無意志動詞は、意志のない動作をあらわします。
名前の通りなのですが、それぞれ特徴があるのでご紹介します。
意志動詞の特徴
意志動詞は、意志的な動作をあらわすものでした。
たとえば、「食べる」「遊ぶ」「見る」などがあります。
特徴は二つあります。
- 命令形(しろ)、意向形(しよう)にできる。
- 「~努力をする」「~てみる」「~たい」の前にいれられる。
「食べろ」(命令形)、「食べよう」(意向形)にできます。
「食べる努力をする」、「遊んでみる」、「見たい」のように問題なく文型にいれることができます。
無意志動詞の特徴
無意志動詞は、意志のない動作をあらわすものでした。
たとえば、「咲く」「飽きる」「むかつく」「乗れる」「みえる」などがあります。
特徴はいくつかあります。
- 命令形(しろ)、意向形(しよう)にできない。
- 「~努力をする」「~てみる」「~たい」の前にいれられない。
- 自然現象、モノの状態、生理現象、心理現象などをあらわす動詞。
- 偶然、受け身、可能の意味がある動詞。
花に「咲け」とは言いませんし、「飽きよう」と思って飽きることがむずかしいです。
「むかつく努力をする」「乗れてみる」「見えたい」も変です。
どんな動詞がこれらの文型に入らないかというと、「自然現象」「モノの状態」「生理現象」「心理現象」をあらわす動詞や、「偶然」「受け身」「可能」の意味がある動詞です。
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すこしややこしく感じられたかと思いますが、そもそもなぜこのように意志動詞と無意志動詞をわけるのでしょうか。
意志動詞と無意志動詞をわける理由
結論からいうと、意志動詞と無意志動詞でつかえる文法がちがうからです。
早速ですが、質問です。
______ために勉強しています。
_______ように勉強しています。
この二つの文章の下線部にはどんな単語がはいるでしょうか。考えてみてください!
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わたしはこんな文章を作りました。
大学にはいるために勉強しています。
大学にはいれるように勉強しています。
「ように」と「ために」の前に同じ言葉が入りましたか?
きっと入らなかったんじゃないかなと思います。
なぜ同じ言葉が入らないのかというと、「ために」の前には意志動詞、「ように」の前には無意志動詞が入るからです。
入るは意志動詞で、入れるは無意志動詞です。
このようにそれぞれ使える文法が変わってくるので、意志動詞と無意志動詞の区別はとても大事です。
最後に
意志動詞と無意志動詞は、日本人にとってもとても混乱しやすく、学生にとってもむずかしくかんじるようです。
区別できるようにまずそれぞれの特徴を覚えてみるのがおすすめです!
動画も撮っていますので、もし動画の方が見やすいと思われる方はぜひ動画でご覧ください!
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