こんにちは、じゅりです。
わたしは中国語の勉強を始めて、今年で11年目になります。
わたしの留学先での中国語勉強の奮闘については、以前書いた「留学前にほぼ勉強をしなかったわたしの中国語勉強方法」という記事でご紹介しました。
今までの勉強方法の中で、つまずいた部分がいっぱいあったので、今だからわかる、中国語学習のコツをご紹介したいと思います!
中国語は”音”が大事
今までのわたしの主な勉強方法はこんな感じでした。
- 発音の練習
- 問題集を解きまくる
- 単語を書きまくる
- 文法書読み漁る
- 中国語の本を読む
- 辞書引きまくる
- カセットききまくる
わたしはこの勉強方法を続けて、いざ実践!というときに、言いたいことが口から出てこなかったり、中国人の話していることが全く分からなかったりして、大パニックに陥りました。
わたしは中国にいたので、とにかく中国人としゃべりまくって、量をこなし、なんとか問題ないレベルにまでもっていきましたが、今思うと、机上での勉強がとても非効率だったと感じています。
勉強方法は「聞いて、音読」
勉強方法はこれに尽きると思います。
身体にしみつくまで、たくさん聞いて、たくさん音読することで、言いたいことが頭に浮かんだ時、すぐに口をついて出てくるということがわかりました。
音で覚えているので、中国人との会話で、覚えた表現や単語が登場した時も、すーっと理解できます。
先生は中国人と日本人どちらからも学ぶ
わたしはずっと中国人の先生から学んでいました。
正しい発音を聞くことはできましたが、どうやってその音を出すのかがわからず、聞いたまんまを真似してしまったことで、自己流の発音が身についてしまいました。
聞いたまんまといっても、日本語ネイティブのわたしにとっては、中国語の音が全部、日本語の音にしか聞こえないんです。
その後、日本人の先生に教わったのですが、日本語との比較を通して、中国語の音と真正面に向き合うことができ、日本人の先生から教わる大切さが身にしみました。
日本人の先生は、わたしたち日本語ネイティブが陥りやすい問題を指摘してくれますが、中国人の先生には中国人の先生の良さもあります。
実践的な会話であったり、外国人に慣れるためには、ネイティブの先生のほうが適していることもあります。
先生にもよりますが、日本人の先生とネイティブの先生には一長一短があり、使い方次第なのですが、どちらからも学んでみるのがおすすめです。
最終的には、聞いた音を意味として理解する
わたしは最初の頃、単語を聞くたび、漢字に置き換えてしまったり、前後の文章から推測したりしていました。
でも、これってとても非効率なんです。
聞いて理解する間に、1ステップ挟んでしまうことになるので、理解のスピードが遅くなり、会話もスムーズにはいきません。
たぶん、はたから見たら、会話のキャッチボールの間に少なくとも1呼吸はあいていると思います。
たったの1呼吸ですが、積み重なると、脳にとっても負担になりますし、日本語を理解するときにはない1呼吸なので、「外国語を話すのって大変だな」と感じてしまうと思います。
とてももったいないですよね😢
そのためにも、書いて覚える勉強方法ではなく、聞いて覚える勉強方法の方が、この「聞いた音を意味として理解する」という理想の状態に近づきやすいです。
最後に
わたしの経験談も踏まえて、中国語勉強のコツをご紹介しました。
これから中国語を勉強される方の参考になったら、幸いです❤
聞いた音を意味として理解するにはどのような勉強法がありますか?今、中国で毎日中国語を聞いているんですが、どうしても感じに変換してしまいます。どうすればいいでしょうか?
ありがとうございます(^^)
おすすめの勉強法は、しっかり理解してから聞く&音読です。
1.音源付きのテキストの内容をしっかり理解します。(聞く前に、単語や文法などをしっかり理解します)
2.その音源をたくさん聞いて、たくさん音読します。(暗記できるまで聞いて音読するのがおすすめです)
もしまた何かご不明点がありましたら、いつでもどうぞ!