こんにちは、じゅりです。
最近、生徒さんに中国語を教えていて、中国語の四声ってとっても重要だなあと最認識したんです。
中国語を勉強していて一番寂しいのって、一生懸命中国語を喋っているのに、相手から、こんな風に言われてしまうことではないでしょうか?
- 「何言ってるの?」
- 「意味が分からない」
ちなみに私は、7年間の留学生活の中で、1度だけ中国人から↑の言葉を言われたことがあります。
でもそれは完全に私のミスで、留学したての頃に、中国人に対して「英語で」話しかけたからです。
7年間でたった1度、しかも英語で話しかけたときにしか言われたことがないので、多くの人は中国語を喋れば、そんな言葉をかけられる可能性はかなり低いです。
ただ、今回は、より中国人から耳を傾けてもらう中国語を話すために、「四声」が重要だということをお伝えします。
四声が重要だと思う理由
四声をうまくできるようになると、中国人から耳を傾けてもらえるんです。
どこ出身の中国人でも四声は共通である
まず、中国人の話す中国語は標準語といいます。
中国は大きいので、それぞれの出身地によって方言があります。
その方言は、中国人同士ですら、ほかの地域の人だと聞き取ることができないほど、標準語とは大きな違いのある言語なんです。
詳しくは、私が以前書いた「中国語の方言は沢山あって聞き取れないけど、標準語が話せれば大丈夫!」という記事をご参考ください。
中国人が標準語を話す際、生まれ育った地域の方言のなまりを伴う中国人が多くいます。
喩えていうと、大阪出身の人が大阪弁じゃない日本語をしゃべっていても、「この人たぶん関西のひとだなあ」というのはイントネーションでわかりますよね!
軽いなまりの方はそんな感じなんです。
それよりももっとすごいなまりの方はそれどころではなくて、全然知らない単語がでてきたり、発音が全然違ったりするわけです。
そんな中国人がいっぱいいて、中国人同士でも、相手の標準語を一生懸命聞いているんですよ!
そのエピソードは、以前書いた「中国語標準語の中国人独特のなまりを聞き取るただ1つの方法」という記事でご紹介しましたので、良かったら見てみてください。
私が今まで7年間中国で生活してきて、たくさんのなまりのある中国語をきいてきて、全く知らない単語を除いて、ある共通点が見つかったんです。
それが、四声です。
例えば、“CHI”を“CI”と発音するなまりの方がいても、“吃饭(chīfàn)”の“chī(1声)”を“chì(4声)”で発音するなまりの方はいませんでした。
また、“NA”が言えなくて、“LA”しか発音できないなまりの方はいても、1声が発音できて、3声の発音ができないというなまりの方はいませんでした。
なので、中国語の四声さえできれば、中国人レベルと言っても過言ではありません。
四声さえできれば、あなたが話している言語が中国語だとわかってもらえ、中国人はあなたの話す中国語を中国語だと認識してきいてくれます。
中国語を習いたてでも、勉強し始めて間もなくても、単語がうまく口から出てこなくても、中国人は耳を傾けてくれるんです。
いつも中国人は中国人に対して、そうしているからです。
「中国人相手に自信をもって中国語を話すために知っておくべき1つの事実」という記事も、良かったら見てみてください!
最後に
四声の重要性についてお話しましたが、言葉足らずな部分はありませんでしたか?
この記事があなたの中国語学習のお役に立てたら嬉しいです!
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