中国で影響力の大きい現代作家、余華さんをご紹介します

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こんにちは、じゅりです。

わたしは最近中国語原書にはまっていて、中でも余華さんの作品がとても読みやすく、気に入っています。

余華さんについて調べてみましたので、ご紹介いたします。

 

余華さんについて

1960年4月3日に浙江省杭州で生まれた、中国の現代作家です。

ちなみに余華さんの名前は、母親の苗字「」と父親の苗字「」をくっつけてつけられた名前だそうです。

 

経歴

中学を卒業後、歯医者の職に就きましたが、その5年後に医療から退き、文学の道に進みました。

2度、北京にある魯迅文学院という学校で学び、そこで出会った詩人の陳虹さんと結婚しました。

陳虹さんが北京で就職したため、余華さんも10年ほど北京に滞在しましたが、現在は浙江省杭州に住んでいます。

 

創作活動

1983年に創作活動を開始しました。

著書は様々な言語に翻訳され、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、韓国語、日本語等で、国外にて出版されています。

長編小説の『活着』と『许三观卖血记』は、「1990年代に影響力のある10大作品」に選ばれました。

「1990年代最も影響力のある10大作品」は他に以下の作品があります。
『长恨歌』(王安忆著)
『白鹿原』(陈忠实著)
『马桥词典』(韩少功著)
『九月寓言』(张炜著)
『心灵史』(张承志著)
『文化苦旅』(余秋雨著)
『我与地坛』(史铁生著)
『务虚笔记』(史铁生著)

 

著書

長編小説、短編小説、随筆、雑文の4種類あります。

 

長編小説

 

私が読んだ本はこちら

📖余華『活着』、ありのままの人生を淡々と歩む姿に心打たれる

📖余華著『兄弟(上)』:文化大革命中の悲劇を知れる

📖余華著『兄弟(下)』:兄弟愛の衝撃の結末

 

短編小説

  • 『鲜血梅花』
  • 『战栗』
  • 『黄昏里的男孩』
  • 『现实一种』
  • 『我胆小如鼠』
  • 『世事如烟』

 

随筆

  • 『音乐影响了我的写作』
  • 『没有一条道路是重复的』
  • 『黄昏里的男孩』

 

雑文

  • 『十个词汇里的中国』
  • 『我们生活在巨大的差距里』
随筆と雑文の違いはよく分かりませんでした😢
実際に読んでみて違いが分かったらまたお知らせします!

 

最後に

参考にしたページは、百度百科の「余華(当代作家)」です。

中国ではとても影響力が大きいのに、意外と余華さんの日本語訳の本は少ないのですね。

今回調べてまた読みたい本が増えました!

これからも余華さんの中国語原書を読んでいきたいです。

 

こちらもおすすめ

📖余華『活着』、ありのままの人生を淡々と歩む姿に心打たれる

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