こんにちは、じゅりです。
中国語を勉強していると、周りの人と比べて落ち込むことはありませんか?
「あの人の中国語はあんなに上手なのに、わたしはなんでこんなにへたくそなんだろう」
「あの人はあんなに中国語のレベルアップができているのに、わたしは何をしているんだろう」
これらはわたしが周りの人をみて思っていたことです。
「なんでわたしはこんなにダメダメなの?」
人と比べて、いつも落ち込んでいました。
昔のわたしと同じように辛い思いをしているあなたにこの記事を読んでもらいたいです。
周りの人と比べて落ち込まなくなった3つの過程
わたしは最近、自分が周りの人と比べて落ち込まなくなったと感じるんです。
以前は落ち込むこともあったので、自分でもびっくりしています。
こういう変化が表れるまで自分がどんなことをしてきたかな?と考えてみると、以下の3つが思い浮かびました。
- 自分を受け入れる
- 自分を受け入れるように相手を見てみる
- 視野を広げる
一つ一つ説明していきます!
自分を受け入れる
「自分を受け入れる」というのは、「ダメな自分を否定するのではなく、そんな自分を肯定する」ということです。
上にも書きましたが、例えば、
「あの人の中国語はあんなに上手なのに、わたしはなんでこんなにへたくそなんだろう」
という気持ちは、「わたしはなんでこんなにへたくそなんだろう」と自分を否定しています。
そんな自分を肯定するというのは、自分を否定するのではなく、「へたくそだけど、いいじゃん」という風に、「中国語がへたくそな自分を認める」ということです。
こんな風にしたら投げやりになっちゃうのではないか?と感じると思いますが、投げやりになるのではありません。
「中国語がへたくそなわたしだけど、何ができるかな?」と考えることで、目線が比べる相手ではなく、自分に向きます。
「単語を覚えよう」「教科書を音読しよう」「中国語の音源をきこう」
できることを考え、行動することで、小さな努力が積み重なり、数か月たったとき、その努力が自分への自信になります。
少しでも自分に自信がつくと、人と比べて落ち込むよりも、できることを考えて行動する方が楽しく感じます。
自分を受け入れ、このようなポジティブループを繰り返すことで、どんどん自分が好きになり、人と比べても落ち込まなくなる自分を発見できるはずです。
自分を受け入れるように相手を見てみる
自分を受け入れることで、相手を見る目も変わります。
「あの人の中国語はあんなに上手なのに、わたしはなんでこんなにへたくそなんだろう」
自分と比べて上にいる「あの人」は何もせずに上手になったのでしょうか。
きっと「あの人」も「あの人」なりに、悩んでもがいてそのレベルにたどり着いた人です。
そして、周りにいるあらゆる人がそうです。
道ですれ違ったかわいい人。
ネットでみたセンスのいい人。
億万長者の人。
いつも笑顔の人。
幸せそうな人。
逆に、、
地べたで寝ている人。
障害といわれるものを持っている人。
顔に大きな傷がある人。
みんな同じく一生懸命に生きている人です。
自分がうらやむ才能があるから「いい」、自分がうらやむ才能がないから「わるい」という判断はなくなるのではないでしょうか。
そんな風に考えると、「中国語がへたくそな自分はダメダメだ」と考えるのが、とてもちっぽけに感じてしまいます。
自分を受け入れるように相手を見ることで、自分だけが「ダメ」なわけでもなく「いい」わけでもないと気付くことができます。
そして、自分という人間は、人と違うから存在しているのです。
自分という人間がいるのに、憧れの○○さんと同じことをしていたらただのコピー品です。
人と比べてできないことがあるから、自分ができることは何だろうと考えることができます。
相手を対等に見ることで、自分なりの価値を見つけ、自分を愛してあげることが、他人と比べて落ち込まなくなることにつながると感じています。
視野を広げる
いまこの記事をよんでくれている方はきっと、中国語をものすごくがんばっているんだと思います。
がんばれることがあるのはとてもすばらしいことです。
ただ「中国語だけ」に一直線になってしまうと、もったいないこともあります。
わたしが中国語が上手な人をみて落ち込んでいた時は、間違いなく「自分には中国語しかない」と感じていたときでした。
自分が「中国語」という限られた枠の中にいると、その枠の中では「中国語の基準」しかなくなりますよね。
中国語の基準というのは、例えば……
- 中国語の単語をどれくらい知っているか?
- 中国語の発音をどれくらい上手にできるか?
- 中国語の文章をどれだけ理解できるか?
こういったことです。
中国語だけを基準にすると、単語を多く知っている人がすごくて、上手に発音できる人がすごくて、より文章を理解できる人がすごい人になります。
でも人の価値って中国語だけで決められると思いますか?
わたしは、そんなことないと思います。
世の中にはいろんな人がいて、中国語が話せなくても生きている人はたーーーっくさんいます。
なぜわたしはこんなに中国語に執着していたんだろう?と考えると、中国語だけの基準で生きているのがちっぽけなことに思えてきました。
わたしは本を読むのがだいすきなのですが、
「世の中にはいろんな人がいて、いろんな生き方があって、いろんな考え方がある」
と本からまなべたことでとても視野が広がりました。
他の人と比べて落ち込む人というのはとてもまじめな人かもしれません。
中国語とはまったく関係なくて、一見「むだ」のように思えることをたのしんだり、気になることを少しかじってみるだけでも視野は広がります。
試してみてください!
最後に
さいきん自分自身におこった変化についてついて書いてみました。
わたしは周りと比べて落ち込まなくなったことで、とても生きやすくなりました。
人と比べて落ち込んでいる方が、この記事をよんで、少しでも楽な気持ちになってもらえたらうれしいです。
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