こんにちは、じゅりです。
私は今まで中国語を11年間勉強してきて、最近新たな発見をしました。
それは「あることを頑張ってきた過程は、ほかに何かを習得するときにも役に立つ」ということです。
私にとっての「あること」というのは「中国語」なのですが、これから中国語以外のことを習得しようと思ったときに、その過程を活用できるということです。
逆に、今まで何かを頑張ってきた人にとって、その過程が中国語の習得に役立つということでもあります。
私が中国語を11年間頑張ってきた過程で学んだことを3つご紹介します。
- すぐに効果を期待しない
- 経験者から学ぶ
- たくさん実践する
〔1〕すぐに効果を期待しない
まず一つ目です。
中国語学習を始めてから思うのは、「勉強してるのになかなか効果が見えない」ということです。
「何回も覚えた単語なのに思い出せない」
「たくさん時間かけて勉強したのにいざというときに出てこない」
こんなことは日常茶飯事です。
それでも続けていると、今まで蓄積してきた単語が、知らない間に自分の口から「ぽんっ」と出てくる瞬間があります。
「中国語を諦めないでよかった」、「中国語を勉強していてよかった」と思う瞬間です。
ほかのことを学ぶときにも、「もうちょっと粘ってみよう」と思うことができます。
また、自分へのハードルを下げるという意味でもとても効果的です。
「すぐにできる」と思っている人が、すぐにできなかったとき、きっと落ち込み度も半端ないですよね。
「すぐにできるわけないから、もうちょっと頑張ってみよう」と思っている人が、ちょっとやってできなかったとしても、落ち込むことはありません。
あなたはどっちの考え方を取り入れたいですか?
「すぐにできるわけないから、もうちょっと頑張ってみよう」と思う方が、自分自身とっても楽です。
〔2〕経験者から学ぶ
二つ目です。
これは最近気づいたことでもあります。
経験者から学ぶことはとても重要です。
私も今までずっと中国人の先生や日本人の先生から中国語を教わっていました。
でももし経験者から学んでいなかったら、ここまで続けてこられなかったし、今の状態までレベルを上げることもできなかったと断言できます。
それには理由があります。
経験者から学んで最短ルートを行く
中学校まで英語しか勉強してこなかった私にとって、中国語は全く未知の世界でした。
中国語特有の発音や、文法、文化背景など、独学では到底まかなえるものではありません。
留学前にお家で独学していた時期もありますが、「なぜ?」の答えを教えてもらえる人がいなかったため、よく理解できずに、テキスト放り投げて遊びに行ってました。
中国語のおもしろさや楽しさがわかってきたのは先生に教わり始めてからです。
- 教科書には書いていない「なぜ?」を聞いたら答えてくれる。
- うまく発音が聞き取れなかったら何度も教えてくれる。
- 文法を正しく使えたらほめてくれる。
- ありったけの知識を総動員して教えてくれる。
そんな環境はモチベーションアップにつながります。
経験者から学ぶというのは、私が思っていた以上に大事なことで、今思うと、とっても時間の節約になりました。
自分でもよくわからないことを、一人で調べて、一人で練習して、一人で考えて……私は今まで何度も途方に暮れました。
経験者に教わるということは、最短ルートでその道を進むということです。
お金を出して本気で結果を出す
人から学ぶには、お金がかかります。
私の実体験から、お金をかければかけるほど、本気になります。
なぜ本気になるかというと、お金かけたのに諦めるなんて、悔しいからです。
お金も時間もかけたのだから、絶対に習得してみせると、意気込みます。
そうすると、自分もありったけの労力を費やしてがんばるようになります。
そこまでの労力を費やすからには、必ず結果が出ます。
私は社会人になってからも、中国語を学ぶために200万円以上かけていることに気付きました。
ここまでくると、もう後戻りすら考えなくなります。
私にとって中国語は一生の友とも思える存在なので、知らないうちにここまでお金をかけていましたが、真似しなくても大丈夫です。
これが1万円でも10万円でも、無料とか数千円よりは本気が出るのは明らかです。
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私も何か新しいことを学ぶときには、これらの理由から、経験者から学んだり、お金をかけたりすることにしています。
お金や労力をかけないと、何をしても中途半端になり、学ぶ対象のものが嫌いになるだけでなく、自分にも嫌気がさします。
時間は有限です。
本気で学びたいものがあるなら、経験者から学んだり、お金をかけてみることをおすすめします!
〔3〕たくさん実践する
三つ目です。
中国語を話せるようになりたいなら、たくさん実践するに限ります。
以前の「中国語会話の実践をおすすめする理由と不安の取り除き方」という記事でも、会話の重要性について書きました。
これは中国語以外の他のことを学ぶ上でもとても重要です。
- 泳げるようになりたい人が泳ぐ練習をしない。
- 絵を描けるようになりたい人が絵を描かない。
- 小説家になりたい人が文章を書かない。
こんな人を見てどう思いますか?
私は「そりゃできるようにならないでしょ」と思います。
なので、私も中国語を勉強していた時に痛感した「実践する」ことの重要性を、ほかのものを学ぶときにも自分に「実践!実践!」と言い聞かせています。
最後に
私が中国語をがんばってきた過程で得られたことをご紹介しました。
ちょっと偉そうかなと思ったのですが、これからの自分への戒めでもあります。
そして、これを読んでいるあなたにもきっと今まで一生懸命がんばってきたことがあると思います。
なぜがんばってこれたのか?を考えてみると、中国語の習得や、ほかのスキルを習得する際にも応用できるはずです。
ぜひ考えてみてください!
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