こんにちは、じゅりです!
私が中国に留学していた時、同じクラスに台湾の女の子がいたのですが、その子が話す中国語をきいてすごくびっくりしたことがあります。
それは、中国語の発音が可愛すぎるということです!
ずっと不思議に思っていたのですが、調べてみたら、YouTubeで台湾なまりの特徴を紹介している唯一の動画(※私調べ)を見つけました。
台湾なまりの特徴は2つ
上の動画では、台湾人本人が、台湾なまりの特徴を教えてくれています。
- つなげて発音する
- 発音をあまり区別していない
こんな特徴があるのですが、私も留学時代を思い返してみると、そういえば台湾人の子はこんなしゃべり方だったな~~と思い出してきました。
つなげて発音する
動画で聞いてもらった方が分かりやすいのですが、文字にしてみました!
左が中国語の標準語で、矢印の先が台湾なまりです。
- 然后咧(rán hòu lie)⇒nango le
- 喔,是喔(o,shì o)⇒oh,s~o
- 真的假的(zhēn de jiǎ de)⇒zhenn jia de
- 你知道吗(nǐ zhīdào ma)⇒ni zao ma
- 不好意思(Bù hǎoyìsi)⇒bao is
- 这样(zhèyàng)⇒酱(jiàng)
- 那样(nàyàng)⇒酿(niàng)
台湾なまりの中国語をきいたことがある人ならきっと、「そうそう~~!こんな感じ!!」と思うのではないでしょうか🙆
発音をあまり区別していない
標準語では1つ1つの発音をしっかり区別して勉強しますが、台湾は台湾語の影響があるようで、少し適当というかあやふやというか、そこまではっきり区別していないようです。
捲舌音(けんぜつおん)が強くない
中国語の捲舌音と言えば、「ZH・CH・SH・R」ですね。
(捲舌音は、舌を反らせて発音する音で、日本語にはありません。)
台湾なまりでは、ZHが「Zに近いZH」になり、CHが「Cに近いCH」になり、SHが「Sに近いSH」になり、語尾のRは無くなるようです!
一部の鼻音を区別しない
動画では、鼻音の中でも「ENGとEN」の区別がないと言っています!
(日本語では、案外の「ん」が「(E)NG」に当たり、案内の「ん」が「(E)N」に当たり、舌の根本で「ん」を発音するか、舌先で「ん」を発音するかの違いです。)
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台湾人の中国語を思い返してみると、本当にこの通りです。
私が中国語を勉強し始めたとき、捲舌音と鼻音はすごく苦労しました。
なので、台湾人がこの区別を明確につけないことを知り、言語って私が想像していたより自由なんだな~と思ったことを思い出しました。
台湾人が中国大陸の人が話す標準語を真似ると……
台湾人が中国大陸の人が話す標準語を真似した動画を見つけました!
少し大げさにも見えますが、一つ一つの音をしっかり発音して、捲舌音を強調すると、確かに中国大陸の人が話す標準語っぽいですね!!
私個人が思う台湾人が話す中国語の可愛さ
私個人的に特に可愛いと思う、台湾人の話す中国語があります。
それは、「語尾」です。
台湾人の子は、語尾がすごく可愛いです。
例えば、「~~唷(ヨ)」「~~喔(オ)」「~~欸(エイ)」「~~啦(ラ)」「~~囉(ロ)」などです!!
聞いていて、語尾ってこんなに豊富だったの!?と驚きました。
中国大陸の人が話す標準語にもあると言えばあるのですが、台湾人の子は語尾を多用していてすごく可愛く感じます💕
最後に
台湾人の中国語が可愛い理由は、適当であいまいな発音にあるのかな~~という風に思いました!
ただ、台湾なまりには上のような特徴があるというだけで、可愛く感じる理由がここにあるかは、私には断言できないのですが、どっちにしても、台湾なまりの中国語が可愛いことに変わりはありません😊
台湾人が話す中国語を聞く機会があれば、台湾なまりの特徴に注目してみてくださいね!
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